射出成形機の分類
駆動方式による分類
- 電動式射出成形機 現在主流となっている成形機、サーボモーターとボールネジで作動する
- 油圧式射出成形機 本体にオイルタンクを保有し、ポンプモーターを駆動して各動作を油圧で行う成形機
- ハイブリット型射出成形機
所謂良いとこ取り成形機(?)、電動機と油圧駆動部を併せ持っている
型締方式による分類
- トグル式 トグル所謂腕の伸び縮みで金型を開閉する(電動式は殆どこのタイプ)、1本のトグルや2本(ダブル)のトグルのタイプがある
- 直圧式
油圧シリンダーの前進後退で金型の開閉動作を行う
型締方向による分類
- 横型射出成形機 金型の開閉が水平方向に動作する成形機
- 縦型射出成形機 金型の開閉が垂直(天地)方向に動作する成形機
シリンダーの種類
- インラインスクリュウ式 一般的に使用されている。スクリュウ回転によって計量工程を行い、スクリュウ前進によって射出工程が行われる。
- プランジャー式 計量機で定量に計量された樹脂は、シリンダー内のプランジャーによって射出される。
- プリプラ式
スクリュウシリンダーで混練された樹脂はプランジャ(別のシリンダー)に送られて定量となった後にピストンが前進して射出される。その為計量が安定し、可塑化が均一となる。